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牧師だより

桃山基督教会「教会報:葡萄の樹」

  2019年1月
「御言葉を宣べ伝えなさい」
 先日、京都府の私立幼稚園の園長が集まる会合に出席しました。そのときに隣に座った方は、京都府北部にあるカトリック系の幼稚園の園長でした。
 彼女自身もクリスチャンであるということで、キリスト教保育について、話が盛り上がりました。彼女は言います。「子どもたちに、神さまがおられるってことを、とにかく伝えていきたいんです」。彼女の眼は、とてもキラキラ輝いていました。
 「御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい」。
 今年の年間聖句として、テモテへの手紙二 4章2節の前半部分を選びました。「御言葉を宣べ伝える」とはどういうことなのか、この一年ご一緒に考えていけたらと思っています。
 祈祷書には「教会問答」があり、最初の258頁には次のように書かれています。
 教会問答は、救いにかかわる神のみ業とみ言葉の要点を掲げたものである。洗礼、堅信を志願する者、また信徒は皆これをよく身に付け、またこれを人びとに伝え証することが大切である。
 さらにその中に、このような問答があります。
 29.問 信徒とは何ですか 答 キリストとその教会を表し、どこにいてもキリストを証し、与えられた賜物によって、この世でキリストの和解の業を遂行し、教会の生活と礼拝と運営に責任を負う者です。
 30.問 聖職とは何ですか 答 キリストとその教会を表し、信徒とともにみ言葉を宣べ伝え、み業を証し、聖奠を行い、神の民を整えて奉仕の業をさせるために、キリストによって建てられた者で、使徒時代から教会が受け継いできた主教、司祭、執事を言います。
 この二つの問答から、聖職は、キリストを証する信徒とともに、み言葉を宣べ伝えることを求められていると読むことができます。
 つまり、み言葉を宣べ伝えるのは、決して聖職だけに命じられた働きではないのです。確かに説教台から説教をするのは、聖職の役割でしょう。しかし信徒の方々一人一人にも、み言葉を人々に伝え証するという大きな役割が与えられていることを、覚えておきたいと思います。
 ご一緒にイエス様の福音を伝えてまいりましょう。

バナースペース

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牧師:司祭マタイ古本靖久
副牧師:司祭エレナ古本みさ