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牧師だより

奈良ワイズメンズクラブ「ブリテン」

  2021年6月号
「自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また体のことで何を着ようかと思い煩うな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。」(マタイによる福音書6章25節)
 緊急事態宣言は解除されてよいのか、ワクチン接種はいつ完了するのか、そんなことを日々思わされる今日この頃です。命と体を守る手段を心配することは当然ですが、それさえクリアできればOKなのでしょうか。本当に大切なものを「いのち」と捉えるならば、それを守ることだけでなく、それをどう生きるかということを改めて考えるきっかけが与えられている気がします。今一度、わたしたちは何のために命を与えられ、何のために生かされているのかを考えてみませんか。主イエスは言われます。「自分の命を救おうと思う者は、それを失い、私のために命を失う者は、それを得る」(マタイ16:25)。この世界とすべての人を愛しお造りになった神さまのために今の自分にできること、何かひとつ考えてみましょう。
 司祭 エレナ古本みさ

バナースペース

勤務地:日本聖公会 奈良基督教会
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奈良市登大路町45

TEL 0742-22-3818

牧師:司祭マタイ古本靖久
副牧師:司祭エレナ古本みさ