2021年5月号 | ||||
イエスのことを聞いて、群衆の中に紛れ込み、後ろからイエスの服に触れた。「この方の服にでも触れればいやしていただける」と思ったからである。(マルコによる福音書5章27〜28節) | ||||
「不要不急」という言葉が、とても身近になりました。大阪・京都・兵庫・東京に三度目の緊急事態宣言が発令され、わたしたちはまた制限された生活を強いられています。わたしたちの周りには、人と会うこともできず、孤独の中にいる人たちが多くいます。また痛みや苦しみを抱え、明日への希望を見失ってしまっている人もいるでしょう。しかし手を伸ばしたその先に、必ずイエス様がいてくださいます。そしてわたしたちを必ず立ち上がらせてくれるのです。 | ||||
司祭 マタイ古本靖久 |