
| 2026年6月号 | ||||
| 「信仰の弱い人を受け入れなさい。その考えを批判してはなりません。」(ローマの信徒への手紙14章1節) | ||||
| コロナの頃に、「〇〇警察」という言葉がありました。その頃は、緊急事態宣言が出され、不要不急の行動が制限される中で、人が人を監視するとても窮屈な毎日だったと記憶しています。パチンコ屋や居酒屋が叩かれ、コロナに感染したらその行動を批判され、マスクをしていない人は糾弾される。他県のナンバーの車が、いたずらされたニュースもありました。
そのときのことを思い返すと、わたしたち人間は他人を監視し、他人の弱さを指摘するのが好きなように思えてしまいます。そしてその中で、自分の考えを人に押し付けてしまう。そのような自分の姿に気づかされることも多くあります。 聖書には、信仰の弱い人を受け入れなさいとあります。「信仰」をいろいろな言葉に置き換えてもいいかもしれません。とにかく「弱い人を受け入れること」を促しています。それは神さまが、まずわたしたちを受け入れられたからです。わたしたちは完全ではなく、弱い者です。その一人ひとりが受け入れられているように、わたしたちも批判ではなく、受け入れる者でありたいものです。 |
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| 司祭 マタイ古本靖久 |