
| 2026年4月号 | ||||
| 「野原の花がどのように育つかを考えてみなさい。働きもせず紡ぎもしない。しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。」(ルカよる福音書12章27節) | ||||
| 三月の終わりから四月にかけて、桜の開花情報がニュースで流れてきます。冬の間には葉すらなかった木に、いつの間にか次々とつぼみがつき、そして花が開いていく。その仕組みはたとえ科学的に説明ができたとしても、わたしたちの目には不思議に見えます。
2000年前、イエス様はお弟子さんたちに対して「思い悩むな」と言われました。そして続けて言われたのが、この聖書の言葉です。野に咲く花は、わたしたちの知らないところできれいに咲きます。そのように神さまは、野にある植物にさえ、目をかけてくださる。ましてあなたがたにはどうだろか、というのがこのお話です。 わたしたちは、いろいろな場面で悲しみや苦しみに出会います。順風満帆なときはいいのですが、逆風によって生きるのが困難で、恐れと不安で思い悩んでしまうことがあると思います。そのようなときには、野に咲く花を見てみましょう。神さまはその小さな花にも、愛を注がれます。それ以上に、神さまはあなたのことを愛しておられます。そのことをぜひ、心に留めてください。 |
||||
| 司祭 マタイ古本靖久 |