
| 2024年7月号 | ||||
| 「神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」 (マルコによる福音書3章34節) |
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| 多くの教会では、信徒同士を「兄弟」「姉妹」と呼び、カトリックや聖公会のように洗礼を受けるときに、「教父母」をつける教会もあります。キリスト教では、血のつながりはもちろんですが、それ以上に、霊的なつながりを大切にします。それはまさしく、私たちは赤の他人もみんな神さまの子どもであるという大前提があるからです。
上記の言葉は、イエス様がご自分の家族によって宣教活動を妨げられようとしたときに言われたものですが、「神の御心を行う人」とは、神さまのことを第一に考え、保身に走らず、まず愛の神さまに喜ばれることをしようとする人のことです。そういう意味では、クリスチャンであろうとなかろうと、奈良ワイズメンズクラブに連なる皆さんは家族であると言えるでしょう。 |
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| 司祭 エレナ古本みさ |